スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

これは何の花? 何故ここに・・・?

2018-05-04 01:48:50 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩
先日、宇陀市の山に行ったとき、杉林の中にこんな花の群生を見つけた。

これは「シュウメイギク」に似ているが・・・今は秋でもなく・・・。

帰ってから調べてみると「シラユキゲシ(白雪芥子)」なのだ。

中国東南部原産の多年草。ケシ科イオメコン属(シラユキゲシ属)の植物。

湿地帯を好み、中国南西部から東部の標高1400~1800mの森林ややぶなどに生えるとある。

英名は「スノーポピー」。和名、英名ともロマンチックだが、中国では「血水草」と呼ばれる。

茎を折るとオレンジ色の樹液が出ることに由来するという。

その花がどうしてここに? 誰かが、自宅で育てていたものを捨てに来たのか・・・意図的に植えたのか・・・。

シラユキゲシは繁殖力が旺盛で、地下茎を四方に伸ばして生息地域を広げていくという。

あまりの繁殖力の強さで、生態系を壊す恐れがあるとして、毎年、駆除活動に取り組んでいる自治体もある。

将来「特定外来生物」や「要注意外来生物」に指定されるかもしれない。

可憐な花なのに・・・ちょっと怖い花なのかもしれない。クワバラクワバラ・・・。




▲シャガの花なのかと思って近づくと葉っぱが違う。フキの葉っぱに似ている。花はシュウメイギクに似ている。花をアップで撮ってくれば良かった。

コメント (4)
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