スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

小墾田宮跡とオオカラスウリ

2015-08-23 10:16:04 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩
明日香村豊浦にある「小墾田宮跡(古宮土壇)伝承地」。橿原市和田町との境に位置する。

この小墾田宮跡(おはりだのみや)の一部に1本の木が聳え盛り土されている場所を「古宮土壇(ふるのみやどだん)」という。

小墾田宮跡とは、推古天皇が25年間過ごした宮跡といわれている。(小墾田宮推定地はここ以外にもある。その一つは、桜井市大福の三十八柱神社(みそやはしら)あたりであったとする説もある。梅原猛氏も大福説の一人である。)

しかし、この古宮土壇から金銅製の壷が出土しており、また、その後の1970年の発掘調査では、川原石で作った溝や、池のある庭園、掘立柱建物跡などが出土しており、往時の宮跡が想像できる。


さて、その宮跡の駐車場の生垣にオオカラスウリが成っていた。
最初、見たときはスイカの小玉かマクワウリかな・・と思ったが・・・。

帰って調べてみるとオオカラスウリだ。普通のカラスウリよりも大きくて、丸い。
カラスウリの種類には、大きい順に、オオカラスウリ、カラスウリ、キカラスウリ、スズメカラウリがあるそうな。

初めて見た「オオカラスウリ」。知らなかったのは私だけ? これって、珍しいのかなぁ?




▲小墾田宮跡(古宮土壇)伝承地。稲穂が実る頃、ヒガンバナの咲く頃はカメラマンが押し寄せるところでもある。


▲普通見かけるカラスウリよりも丸くて大きく・・・調べると「オオカラスウリ」と分かった。


コメント (6)
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