スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

桜だより・・・④ 西吉野

2013-03-30 21:49:17 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩


桜前線が2週間ほど早めに到来して、アタフタしております。

早朝4時30分起床。昨晩は訪ねる先をリストアップし、現地の桜の場所によって陽差しの角度から順番を決めておいた。

カーナビがあるとはいえ、正確な地名番地までは不明なため、概略の地図を頼りに出発です。


▲途中、見かけた小学校の校庭に咲く枝垂桜。校舎をバックに・・・。まだ、午前5時40分頃のため暗かった・・・。


▲まず、訪ねたのが吉野郡下市町貝原の福西家にある二本の枝垂れ桜。既に大阪から二人のカメラマンが・・・。
午前6時の撮影です。


▲陽差しが当たると色がこんなに異なるのですね。この蔵とのコラボが魅力なのです。


▲福西家にある樹齢150年の枝垂れ桜。みるみるカメラマンが増えてきました。


▲西山地区で見かけた彩り。


▲西山地区の景色。サンシュユ、ケイオウ桜、梅の競演です。


▲これも西山地区。


▲少し高台からの眺め。


▲次に向かったのが五條市和田地区にある「賀名生皇居跡」。満開の見頃を迎えていました。


▲ここは堀家の邸宅で、延元元年(1336)、後醍醐天皇は吉野に向かう時ここに迎えられました。また、正平3年(1348)、後村上天皇が吉野より難を逃れた際に入邸しています。全国でも最古に属する民家で重要文化財に指定されています。
この堀家には、天皇方の軍の標章にされた日本最古の日章旗(縦96cm、横71cmの日の丸)笛、駅鈴などが残っています。


この後も、五條市樫辻町の「女姫桜」、下市町丸尾の「弥三吉桜」、立石の「モクレンの里」、吉野町・本善寺の桜を訪ねました。この紹介は明日・・・・。