秋の色・・・茜色。
茜草の根で染めた色。
「あかねさす 紫野行き・・・」と万葉歌にも歌われている野の草。
この根を煎じて、染料や医薬として使ったとか。
染料としては染めを重ねることで濃くなり、緋色、赤黄色、暗赤色となるらしい。
そんな茜の空色に出会いたいと、近場をうろついた。
程よい雲が出ていたため、夕陽が空全体に広がるのを期待したのだが・・・どうも部分的のようだ。
そうなれば、川面に映るものを入れれば・・・広く見える・・・。
ということで、金屋(海石榴市)の初瀬川へ・・・。
黄色と赤色が混ざった・・・黄金色。
これが、茜色というのだろうか。綺麗な色だ。
いにしえびとが感動した色だ。
現代人は、見飽きてしまって、感動が薄れてしまった色なのだろうか?
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