本薬師寺の「ホテイアオイと蓮の花」

橿原市城殿町にある「本薬師寺跡（もとやくしじあと）」のホテイアオイと蓮の花を見に来ました。

ここは橿原市。藤原京にあった薬師寺跡です。天武天皇９年（６８０年）に皇后の病気平癒のため天武天皇が発願。
その後、文武天皇２年（６９８年）に完成し、大宝２年（７０２年）ごろまで造営が続いていたとされています。
平城遷都に伴い京内に薬師寺が造られ、それと区別するためこちらを「本薬師寺跡（もとやくしじあと）」と区別されたのです。

来年から始まる「平城遷都１３００年祭」に遷都以前のこの地も紹介されるのだろうか？

現在、この地に伽藍などの建物はなく礎石と土壇を残すのみです。
近年、周囲の休耕田を利用して、観光に一役買っている。
畝傍北小学校２年生がホテイアオイを植えたことが看板に記されていた。

今年は、例年に比べ咲いている花が少なく、所々に水面が目立ち、例年見られた一面の花畑が無い。
また綺麗な緑色の葉っぱも茶色が目立つ。
なんとか少し離れた田圃のホテイアオイを撮ることができた。
蓮の花も遅かったのか、既に実となっているものが多い。

今年のホテイアオイ・・・・子供達のセイではなく、全ては異常天候のセイにしておこう。

＜去年の様子・・・２００８．８．２１『本＞薬師寺跡に咲く「ホテイアオイ」と「蓮」』


▲ホテイアオイ・・・今年は花が少なくて・・・残念！

▲左端の木々があるところに「本薬師寺跡」の礎石があり、この土壇周りにホテイアオイが植えられています。花が咲いていたのは、この場所のみで・・・。今年は、ちょっと寂しい。

▲土壇周りにのホテイアオイは、まったく花が咲いていない。おかしいナァ！

▲蓮の花も、少し遅かったようで・・・。後ろは「畝傍山」。
毎年、ホテイアオイと蓮の花が競演していたのだが・・・・こころなしか蓮の花も寂しそう。