大和に住む者として、こんなドラマがあるのを知らなかった。
既に、観られている方も多いと思いますが、紹介致します。
「万葉ラブストーリー」とは、NHK奈良放送局が制作する地域発ドラマです。
四季折々の風情を見せる奈良を舞台に、「万葉集」の恋の歌を現代によみがえらせた、切ないラブストーリードラマとなっているとか。
既に、２００８年２月から第１回目が放送され、この２３日（土）に放送されるのが４回目。
また、２回・３回目を見逃した方には、２２日（金）に再放送されることになっている。
奈良時代にまとめられた日本最古の歌集「万葉集」。今も色あせない恋の思いが歌われており、その「万葉集」を題材に、全国から募集されたオリジナル脚本から選ばれた3編をドラマとして制作されている。
撮影場所も、奈良の名所・旧跡となっており、見どころ一杯となっているらしい。
既に、第1回は、次の３作が放映されました。
①苦いアップルパイ ②受心メール1件 ③すれ違いの天の川
第2回 秋編は、既に放送済みですが明日、再放送されます。
再放送 5月22日（金） 2:55～3:38 ※21日深夜 総合（関西）
万葉歌碑が数多くある明日香村、そして紅葉に染まった奈良公園が舞台です。秋の日差しのような暖かなドラマです。
①万葉歌碑はハート色
②二度目の初恋
③フルムーン ハネムーン
第３回 夏編は、これも再放送されます。
再放送 5月22日（金）10:05～15:48(大リーグ中継の場合は休止)
奈良公園がロウソクの灯で照らされる「なら燈花会」、鮮やかな緑が眩しい「長谷寺」、昔の町並みが残る「ならまち」そして「おふさ観音」が舞台です。夏の線香花火にも似た、切なくもハートウォーミングなドラマです。
第①話 「人込みさがし」 脚本：宮埜 美智
第②話 「花守り」 脚本：縞 古都実
第③話 「誰そ彼からの手紙」 脚本：高橋 幹子
第4回 春編は、平成21年5月22日（金）に放送されます。 20：00～20：43 総合（関西）
また、再放送もされます。 5月23日（土） 10:05～10:48 総合（関西）
第①話 「恋はももいろ」 脚本：佐々木 紀子
奈良墨の職人 純一は、フラワーショップに勤めるあすかと奈良公園で知り合う。
純一は墨の師、藤原から教えてもらった万葉集の歌、「春の苑 紅におう桃の花 したでる道に出で立つ乙女」にあすかを重ね合わせる。 そして自分と同じような荒れた手で働くあすかに惹かれていき、あるプレゼントをしようとフラワーショップを訪れる。
しかし、そこで若い男と親しげに話すあすかを目撃してしまう…。<o:p></o:p>
主な配役 （純一 役） 木咲 直人 （あすか 役） 森絵梨佳
第②話 「愛しき、古」 脚本：福島 敏朗
仕事一筋の筆作りの職人 梅咲幸夫と、梅と万葉集が好きな、しっかりものの妻千景。しかし千景は病に倒れ、逝ってしまう。
何も手につかず、やつれていく幸夫は、初七日の前夜、小さな和紙に書きつけた、千景が残した言葉をみつける。
千景は、好きな万葉集にちなんだ千枚の言葉、千葉集を家のあちこちに残していた。
幸夫は千枚の言葉を全て探そうと必死になる…。
主な配役 （梅咲 幸夫 役） 海部 剛史 （梅咲 千景 役） 久野 麻子
第③話 「春日影の庭」 脚本：橋目 真理子
造園業を営む野坂篤は、妻を早くに亡くしたが、後継ぎの息子啓太と、毒舌をかわしあいながら、庭から庭へと走り回る元気一杯の日々。
まだまだ若いつもりでいる篤の楽しみは、昔から憧れだった小川優子の家の植木の手入れをすること。
しかし優子は息子の転勤のため、カナダに行くことに。「この年で」と気乗りしない優子、ショックを受ける篤。
それでも啓太に励まされ、なんとか優子に元気に旅立ってもらいたいと、篤はガラにもなく万葉集から今の気持ちをこめた一首を贈るが…。
主な配役 （野坂 篤 役 ） 石倉 三郎 （小川 優子 役 ） 朝比奈 潔子
※どうぞ、時間のある方は、ご覧下さい。
私も、大和の素朴さの残る綺麗な風景が出てくることを期待して、観ようと思っております。（録画してでも・・・）
＜詳細は、NHK奈良放送局の万葉ラブストーリーＨＰをご覧下さい。→ ここです。＞
※文中の写真はNHK奈良放送局のＨＰより借用しております。