スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

春を告げる、長谷寺の「だだおし」

2009-02-15 12:18:31 | 出来事

『孫の生活発表会』

春のような暖かい日が幸いしてか、胸の痛みもとれて元気になってきました。
昨日は、孫の生活発表会に2台のカメラを提げて出向いたのですが結果、良い写真も撮れず・・・「場所取りがうまく出来なかったから・・・」とか「照明が暗かったから・・・」と、言い訳をしております。
でも、嬉しいことに孫たちの手作りチョコと一緒に貰った手紙・・・「もうこんな漢字が書けるようになったんだぁ・・・」「ジイジの顔もそれなりに書いてくれるようになったなぁ」なんて・・・・何度も、二人の手紙を眺めております。


▲一生懸命頑張ってました。



『長谷寺・「だだおし」』

午後からは、長谷寺の修二会の最終日に行われる「柴灯(さいとう)」と「だだおし」行事に彼岸講員としてお手伝いに参加してきました。

灯明として焚く「柴灯(さいとう)」行事は、国宝の鐘楼と本堂前での火祭りです。例年より護摩木が多く、火柱も大きくて・・・煙に咽びながら残り火の後始末をしました。

そして、メインイベントの「だだおし」です。
この「だだおし」で使われた大松明の後始末です。
何しろ、この松明の燃え残りを家の軒先に掲げておくと「魔除け」になることから火の付いたままでの奪い合いになるため、この整理と火の始末です。

大和に春を告げる火祭りです。でも、既に春の陽気で・・・暖かく、護摩が焚かれる前で、火柱と煙を浴びながら火消し法被を着ての作業ですから・・・汗だくです。
胸の痛みもすっかり忘れ・・・・必死争奪戦を静止しておりました。
本堂の廊下を駆け巡る鬼と松明を遠くから眺めながら・・・今年の無病息災を祈りました。


▲灯明として焚く「柴灯(さいとう)」行事です。護摩が焚かれ、大きな火柱が立ち、煙が境内を包みます。


▲今年は、遠くから眺めるだけで・・・。鬼の姿を撮ることは出来ませんでした。

<①去年の「だだおし」の様子です。②一昨年の「だだおし」の様子です。>

コメント (3)
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