スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

椿の神社・・・玉列(たまつら)神社

2007-01-30 23:41:01 | 出来事

自宅からすぐ近くに、椿の神社として知られる「玉列(たまつら)神社」がある。

この神社は、三輪・大神神社の境外摂社で、万葉の時代から椿が多く植わっていたとか。
万葉集・日本書記にも多く歌われ、「玉つらのつらつら椿」と親しまれてきたのである。

更に、何年か前、奈良県縦断の台風で倒木した痕に、地元民が椿を植え、今では200種、数百本を数えるに至り、年々増えており、3月中旬には「椿まつり」が催されるまでになっている。

種類が多いため、満開の時期がズレ、いつ訪ねても咲いているのである。「椿まつり」を前に、訪ねてみた。


「初節句」という品種かな?


大神神社の摂社。ここに来るまでは狭い道を通って・・・。


境内は、椿の花200種、600本。


白い八重が綺麗だ。


「紅華」という品種。 


「有楽」という品種かな?


「八千代」という品種かな?


この椿は「らんまん」という品種かな? 満開状態。


本堂近くの「らんまん」?という品種。


「金魚」という品種。


石段の両側には、まだ蕾の椿が・・・。

木の下に、寄贈者と品種が記された立て札があるものも・・・。

「初節句」「初雁」「幾千代」「八千代」「富岳の雀」「胡蝶」「京錦」「有楽」「昭和の誉」「覆輪秋の山」「百合椿」などが・・。いろんな名前があるものだ。


青文字とアカメネコヤナギ

2007-01-30 15:43:56 | 出来事

楊枝として使う「クロモジ」と同じ仲間の「アオモジ」の枝と、アカメネコヤナギが切花として売られていた。どちらも珍しい生け花用としてカミさんが買い求めたものである。

緑色の実(ではなく、花蕾)が枝一杯についている「青文字」。
枝にクロモジのような斑点がなく緑色をしていることからアオモジと名づけられたとか。
クスノキ科の落葉小高木。花蕾が鈴なりについており、この蕾、若枝、樹皮は良い香りがする。
花蕾を指先でほぐすとほのかな良い香りが・・・。

そして、「ネコヤナギ」の由来となる猫のシッポのようなビロード状の穂は、花穂である。学名も水辺の木という意味を持つそうだ。

切り枝の下部には、既に白い根が出始めていた。早速、挿し木に・・・。「アオモジ」も暫く生け花として楽しんでから挿し木にしたいと思っている。


「青文字(アオモジ)」と「アカメネコヤナギ」。


蕾が可愛い「クロモジ」と猫の尻尾の花穂が可愛い「アカメネコヤナギ」。

挿し木にした「アカメネコヤナギ」。