スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

メジロ観察(その③)

2007-01-13 17:10:26 | 出来事

いよいよメジロ観察3日目。

午前11時に病院から帰宅。皆さんから教わった通りミカンを木の枝にぶら下げた。

5分と経たないうちに、メジロ2羽が近くの銀木犀にやってきた。

暫く、枝の中に身を潜め、一旦地面に下りてから再び枝に飛び移り、少しずつ餌に近づいてゆく。かなり用心深いというか神経質なのだ。(一旦地面に下りるのは、どういう意味があるのかな?)

足元を確保し、一度啄ばんでは4~5回首を回し、周囲を確認し、再び啄ばむ。これの繰り返し。
邪魔しなければ、何分でも啄ばんでいる。

上・下に2羽が・・

そこに、1羽のヒヨドリが・・・。すると2羽は木犀の葉と枝が密集する中に逃げ込む。ヒヨドリも追いかけるが、小回りのきくメジロが逃げきった。

イタズラ大好きの「ヒヨドリ君」

ヒヨドリは、木犀の枝の中から暫くメジロの行方を見ていた。
やがて、身体の大きいヒヨドリは、ミカンの皮を引き千切り、くわえて飛び立った。

別に仕掛けた「梅の枝に差し込んだミカン」、「庭石の上のミカン」にも、メジロは恐る恐る食べに来た。

この2羽は、かなり満腹になったのか、身体が丸くなってきた?

時々、ヒヨドリや見知らぬ鳥(大きさはメジロとヒヨドリの中間位)が来るたびに食事は中断される。それでも、メジロは彼らのスキを見てやって来る。
メジロは、シツコイというか我慢強いのだ。それとも頭の良い鳥なのかもしれない。


見知らぬ鳥(?)が、メジロを追い出した。(この鳥の名前ご存知の方、教えて下さい!)

aiaiさんから、「ジョウビタキ」と教えて頂きました。スズメ目ヒタキ科 全長14cm。

ヒヨドリが・・・

横取りするので「ヨコドリ」と言われるのだ!

それでも、メジロはやっと餌台に登ってミカンだけ啄ばんでくれた。

小さいミカンなので、メジロが大きく見える?



やがて、慣れたのか台の上を行ったり来たり・・。
これで明日からは、この餌台に乗ってくれるだろう。

夕方、5時前にもメジロ2羽が、餌台に乗ってミカンを啄ばんでいた。スゴイ食欲だぁ!