
<24番札所 紫雲山 中山寺(しうんざん なかやまでら)>

場所:兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
聖徳太子の創建によるとつたえられる、観音霊場。
このお寺の本尊である十一面観世音菩薩は「女人救済の観音様」として知られている。
特に、「安産祈願」のお寺として妊婦やその家族のお参りが多い。
最近、修復された(?)ばかりのお堂や事務所など建物の朱色も鮮やかで全体的に女性らしい華やかさが漂う。また階段横のエレベータも、妊婦さんへの配慮(?)が伺える。
豊臣秀吉が世継ぎ誕生祈願をし、秀頼を授かったことに始まり、明治天皇勅願所として霊徳を高めているのだ。
皇室との縁も深く、皇室御懐妊の折にも必ず腹帯を献上されているとか。
本尊の十一面観音菩薩は、2000年以上も昔のインドの王后シュリーマーラーの等身像といわれている。その両横にも十一面観音が祀られ、3体合わせて33面。このお寺にお参りすると西国三十三箇所全てに参拝したのと同じ功徳があるといわれる所以なのだ。

山門前は生活道路なのだ。朱塗りが輝いている。

たくさんのワラジが奉納されていた。

山門から見る境内。左右には何箇所ものお堂が並んでいる。土産物店も・・・。

このお堂も綺麗だ。「弁財天」「水子地蔵」などなどが建ち並ぶ。

新しく建てられたのか、眩い。

これは半分だけ。

納経所・事務所も現代的で、スッキリしている。

境内に成っていた実。何の木か分からない。