いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

ビックリ仰天パート3

2007年02月21日 09時44分22秒 | 兎に角書きたいの!
 昨年「自分史作成講座」に参加した仲間たちと、月1回の会合を持っている。仲間は10人ほどである。昨年、「あじさい」と題して自分史1号を作成した。今年3月に第2号を作ろうとそれぞれ作品を持ち寄って、お互いの作品を朗読してベストなものに作り上げていこうと張り切っている。
 会員の中に八十四歳になる名誉会長がいる。その方は、習字塾にかかわり文字・絵にすばらしいものがあり、「あじさい第1号」の表紙の題字を書いていただいた。昨日の会合でカバンからおもむろにアルバムを持ち出された。重いからどうしようかなと思ったけれど持ってきました。と
 その冊子には、毎年色紙にその年の元旦に思ったことが記された色紙の縮図版が収められていた。色紙の裏面には、思うことが毛筆による細字で書かれている。
 名誉会長は曰く。これが私の「自分史」ですと。これを見せられたとき、私は鳥肌がたった。それほどすばらしい記録であるし継続の見事さを見せられた。私は、退職時に記した文言を思い出した。
 「継続は何事にも勝る力です。思いは行動となり、行動は習慣となり、習慣は品性となり、その人の運命を決定する」と言われている。と。
 名誉会長は、色紙による言葉を昭和44年から続けられている。記された言葉もいいし文字がまたすばらしい。中に「一陽来復」の色紙がある。その裏面には「良くないことが続いたあとにはいいことがめぐってくる。言葉の通り本年はよい年であることを祈る。昨年に続き景気は低迷昨年より悪く……平成6年12月10日○○さんから日本山妙法寺 仙台仏舎利塔の揮毫を頼まれる。末代永却自分の書が残るという光栄に預かり快くおひ受けし元日に掛けて努力書き上げる。私の書道人生でこの様な揮毫が出来たということは人生七十二歳戌年にふさわしい快挙では無いかと自負し、これからの人生にも輝き充ちたものになる事を期待す。何はともあれ今年も健康、家内安全、商売繁盛を祈る」と記されている。全ての色紙がこのように記述されている。
 そして、仙台仏舎利塔に揮毫された写真がある。見事な字体がインドのつくりに似た日本の鳥居のような両脇の門柱に向かって左側が「仙台仏舎利塔」右側に「日本山妙法寺」と表記されている(仙台市青葉区国見6丁目82-1所在)。見事なものである。
 私たちの仲間にこの様な人が居たと言うことで、本当にビックリしている。本当に人それぞれに様々な人生を歩んでいる。この出会いによる面白さを益々広げ、発見していきたいと思っている。

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