いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

相撲は国技だ!

2010年06月28日 07時46分42秒 | 兎に角書きたいの!
 明治42年の旧両国国技館の開館を契機に、一般的に大相撲が「国技」と呼ばれるようになって平成21年に”国技100年”を迎えた。その101年のスタートに当たって、相撲界は「野球賭博疑惑」で大荒れである。

 相撲界ではその判断がしかねて理事会を先延ばししている。考える基本は、相撲は「国技」の原点に立て判断すべきである。協会側は、「お金」がぶら下がり判断を混迷に導いている。国技の前提に立てば名古屋場所は中止すべきである。

 かってもう30年以上前だったか野球選手が永久追放になったことがあった。それと比較してもその重大さは雲泥の差である。小手先の対策は辞めて今回は中止し相撲界全体で如何に反社会的行為であるかを認識し社会に謝罪の意を表すべきである。

 過去に、世の中を明るくしようと珍しいしこ名をつけた力士がいる。列挙してみよう。

文明開化(三段目・明治)・電気燈光之助・自動車早太郎(序二段・明治)・自転車早吉(序二段・明治)・突撃進(幕下・大正)・猪シ鍋吉(十両・明治)・黒猫白吉(三段目・明治)・三毛猫泣太郎(序の口・明治)・オットセイ市作(三段目・明治)鬼の臍常吉(序二段・明治)・武蔵坊弁慶(序二段・明治)・牛若丸飛之助(幕内・昭和)・浦島太郎(幕下・明治)・い(かながしら)多理(幕下・明治)・馬鹿の勇介(序の口・明治)・凸凹大吉(三段目・明治)・おだやか常吉(序二段・明治)…

 最近では「右肩上り」(三段目・大嶽部屋)、森麗(もりうらら)序の口は、113連敗して人気を集めた競走馬ハルウララを思わせるしこ名は負け続けているけど愛される力士に(大嶽部屋)と相撲界を守り立てる知恵も披露されている。

 残念ながら特別調査委員会は、名古屋場所開催のための種々の条件を提示した。しかし、これは形式的処分に留まり場所開催中に新たな容疑者が出たらどう対応するのか。相撲が「国技」であることを銘記しここは名古屋場所開催は断念すべきである。そして、内部の徹底的な意識改革を断行して欲しい!国技を守るために!
 名古屋場所開催を中止したら国民から外国から「おやぁ!」日本も変わりつつあるなと確かなメッセージを発することが出来るのに!
コメント
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