いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

生きとしし生けるもの共生を謳う!

2009年11月25日 08時02分38秒 | 心に留めた言葉
    しぜんの中で
    こどもたちが
    遊んでいる風景が
    みられなくなった。
    こどもたちは
    木も鳥も、昆虫も、かえるも、魚も、みんな友だちだった。
    あのこどもたちは
    どこに行ってしまったのだろう。
自然は、こどもたちに
    「生きとし生けるもの」の共生のよろこびを教え
    知らず知らずのあいだに思いやりや感性までも育んでくれた。
    しかし、にっぽんは自然を切り捨て拝金主義に走った。
    自然を大切にしないで人間だけの幸せはあろう筈がない。
    自然を呼ぼう、
    そして
    こどもたちよ
    外に出て
    風のように遊ぼう。

 戸田幸四郎・フリーデザイナーより絵本創作活動に入る。1931年山形県生まれ

 この詩は熱海旅行で知ったものである。熱海の観光スポットとして「戸田幸四郎絵本美術館」が熱海市上多賀に所在する。

 この詩に触れて自分が自然の中で遊んだ故郷を思い出した。遊ぶことはもっぱら自然が相手であった。物はないが豊かな環境の中で育ったとの思いが強い。繁華街の中で図らずも自然の大切さを家族三世代旅行で孫たちの砂浜で遊ぶ姿を見て切に感じたしだいである。自然の尊さを!自然が人を育むということを!
      
     
コメント
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