いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

わらしべ夫婦双六旅

2008年02月18日 08時03分02秒 | 兎に角書きたいの!
 昨日、妻と新橋演舞場へ出かけた。お目当ては、中村勘三郎と藤山直美である。このお二人が出演した「ヨイショ!の神様」「殿のちょんまげを切る女」沢田研二と共演の「桂春団治」そして今回の「わらしべ夫婦双六旅」である。
 中村勘三郎と藤山直美の夫婦出演は年一回である。お二人の息がぴったりの演技に酔いしれる。特に、藤山直美の演技には、笑いあり涙ありで場内の目は舞台に集中しおどけた笑いの所作に場内は大爆笑である。着物姿のお辞儀の姿が見事で惚れ惚れとする姿態である。
 今回は奮発して花道のそばの席で観劇した。花道の側での観劇は今回が初めてで、驚いたことに花道にせり舞台がある。その横に席を取ったので役者の顔も真ん前でリアルな観劇を楽しむことが出来た。
 双六のルーツは、紀元前3200年頃、現イラク周辺にあったウル第1王朝にまで遡ると言われている。日本へは5世紀頃にシルクロードを通じて伝えられたと言われている。
 わらしべ夫婦にあやかり私たちもゆったりと芝居を楽しみ日本のよさを改めて身にしみた次第である。

 女房を売り飛ばしても出世したい男
 亭主を殺してでも独り占めしたい女…
 そんな夫婦がサイコロ振って、
 あっちえこっちえ、二転三転、浮いて沈んでまた浮いて、
 だましだまされ、出会って別れてまた出会う…
 さてさて、アガリはいかように…?
大正時代の物語である。
 つくつくどん!
  極楽?地獄?サイコロまかせ!
  2月新橋演舞場は、
  涙と笑いの人生すごろく!
2月1日から25日までの公演である。なお、上島竜兵氏が特別出演し「くるりんパ!」とやっていた。
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