テレビで放送されたドラマ。
脚本が素晴らしい!と
思ったら
なんてことはない
原作者の有吉佐和子だった。
そして新珠三千代ってどんだけ上手いんだとうなった。
この姑は
憎たらしいというよりは
可愛らしい母親。3年ぶりに帰郷した息子の後を
いそいそ追いかけるところ、
若夫婦がいちゃいちゃしているところを
見て目をそらすところ、
自分が飲んだのは弱い薬だったとも知らず、
息子の役にたったと喜ぶ様子は
人間味があって愛らしい。
嫁の竹下景子とお互い、建前をふりかざし
言い争う場面も見ごたえ十分だけど、
鬼気迫るような恐ろしさは無い。
新珠さんは鬼母だろうが
鬼婆だろうが
何でも出来るひとだから、この作品はそういう意図で演出されて
いるのだと思う。
江守徹はいつものように堂々としており、
二人の間を出たり入ったり。
青洲の妹として田中裕子が出ているのもゴージャス。
家の中で起きていることを
ひとり冷静に見ている役どころで
複雑な心境を
ぼう~~っ、
もや~~っとした表情で表現していた。
全般に
演出があっさりしていて
原作の「どろどろ」は薄まっているカンジ。
とはいえ話自体ショッキングではありますが。
単純な
美談に終わらないところが凄いところ。
映画版の高峰秀子VS若尾文子も良かったけど
こちらもなかなか楽しめました!
■時代劇専門チャンネルにて
「天地人」は録画してあるので
これからみよう!
ブログランキングへ応援オネガイシマス
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思ったら
なんてことはない
原作者の有吉佐和子だった。
そして新珠三千代ってどんだけ上手いんだとうなった。
この姑は
憎たらしいというよりは
可愛らしい母親。3年ぶりに帰郷した息子の後を
いそいそ追いかけるところ、
若夫婦がいちゃいちゃしているところを
見て目をそらすところ、
自分が飲んだのは弱い薬だったとも知らず、
息子の役にたったと喜ぶ様子は
人間味があって愛らしい。
嫁の竹下景子とお互い、建前をふりかざし
言い争う場面も見ごたえ十分だけど、
鬼気迫るような恐ろしさは無い。
新珠さんは鬼母だろうが
鬼婆だろうが
何でも出来るひとだから、この作品はそういう意図で演出されて
いるのだと思う。
江守徹はいつものように堂々としており、
二人の間を出たり入ったり。
青洲の妹として田中裕子が出ているのもゴージャス。
家の中で起きていることを
ひとり冷静に見ている役どころで
複雑な心境を
ぼう~~っ、
もや~~っとした表情で表現していた。
全般に
演出があっさりしていて
原作の「どろどろ」は薄まっているカンジ。
とはいえ話自体ショッキングではありますが。
単純な
美談に終わらないところが凄いところ。
映画版の高峰秀子VS若尾文子も良かったけど
こちらもなかなか楽しめました!
■時代劇専門チャンネルにて
「天地人」は録画してあるので
これからみよう!
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「華岡青洲の妻」、原作を読みました。
とてもショッキングでした~。
でもどの人にも感情移入出来てしまって、
どの人も正しいと思えてしまって・・・
最後は「これはうまくいきすぎでは」と思いましたが(笑)。
新珠三千代さんのお顔を思い出そうとしたら、
月丘夢路さんが出てきました(^^;)
「和宮様御留」といい
これといい、有吉さんが書かれるものは
面白いですよねえ~~。そして
ショッキングですよね。
おっしゃるとおり
私も 嫁になったり 姑になってみたりして
感情移入しました。
新珠さんと月丘さん、どちらも美女には
違いないですね~~それと
宝塚出身でしたっけ?
検索してみたら
色んな方が演じていて
変わったもの?では
小泉今日子と森光子版があったそうです!
新玉三千代の花岡青洲の母って、ちょっと線が細すぎると言うかたおやか過ぎる気がするんですけど、そこを上手く当てはめるのが脚本だの演出の力なんでしょうね。
ああ、高峰秀子はニンが合ってる気がします~。
キョンキョンと森光子・・・見てみたいです~!!
確かにたおやかな母でしたね~~
「氷点」のような冷たさはありませんでした。
高峰さんは硬質な美しさで
渋くて良かったです。それに怖かった!
やっぱり何度見てもすごい作品ですねえ。