昭和一桁生まれの私の母が
常々「高峰秀子は泣くのがうまかった」
と申しておりましたとおり
子役時代からすでに天下一品だった「泣き」の演技で
木下恵介監督をももらい泣きさせていたという。
あの超・好き嫌いがはっきりした木下監督が
絶大な信頼を寄せていた高峰秀子とは!いったい!?
人間のあらゆる感情を表現できる女優。
一本びしっと芯が通っていて
そしてどんな表情もたまらなく美しいのよねえ~~~
ご自身が本の表紙に選んだのは
「浮雲」での思いつめた、暗~い表情の写真。
普通の人の暗い顔って
陰気で目をそむけたくなるものですが・・・
デコちゃんは笑い顔泣き顔、怒った顔、どんな顔も綺麗。
私は、
たまりにたまった鬱積を
どばっと吐き出してワッと泣く時のデコちゃんが大好きだ。
デコちゃんが泣くと、私もスッキリするというワケ。
知られざるエピソードも満載だった。
「二十四の瞳」の元子供たちの同窓会。
撮影後も「大石先生」から送られてきたというはがきを
大事に持っていた人がいた。
添えられていた絵がうまくてびっくり。
きっと女優をやっていなくてもエッセイスト+イラストで
名を成したことでしょうね。
近しかった人たちからの証言から
生の高峰秀子が浮かび上がってきた。
成瀬巳喜男監督を尊敬していたのは間違いないでしょうが
男と女としてはどうだったのでしょうか?
ア~~ア、
「浮雲」
「女が階段を上るとき」
が見たくなったな~~~
戦地で高峰さんのブロマイドを大切にされていた方の遺族が
そのブロマイドを高峰さんの元に送ってくれて・・・と悲しそうに、
そして少し怒りをこめて(戦争に対して)話す姿に胸がつまりました。
成瀬監督とはどうだったのですかね・・・。
男女の仲を飛び越えた師匠と弟子のような関係だったのかな、と思ったりしました。
ぐっときましたね!
成瀬監督のことを
あんなに大事に思っていらしたなんて
知りませんでした。
あじゃさんのおっしゃるとおり
深い信頼と尊敬の対象だったのでしょうね。
番組、うまく構成されていて
内容ぎっしりでしたね。満足!
池袋の新文芸座でデコちゃん特集です。
ちょうど3日に池袋で用事があるんで、
『馬』をみてから行こうかな?
斎藤明美さんのトークショーもあり。
ポスターの写真、可愛いですね。
池袋ですか~~
ちょっと遠いけど
すご~~く魅力的!
夜はライブに行く予定なんで、悩む所です…
う~~ん、綴り方教室と馬、
そしてトークショー。
全部がんばっちゃおうかしら?
いいですね!
しかも
ライブもだなんて
うらやますい~~~~!!
存分に楽しんでいらしてください!
もうすでにトークショー(まだ2時間前です)は
立ち見でも難しいとのこと。残念。
朝の上映から立ち見が出てるとのこと。
一体、客層はどのくらいなんでしょうね?
往年のファンのオバサマ?レトロ映画好きな若者?
どちらにしても、デコちゃん人気スゴイ!
そうすると『馬』だけを観にいくことになるんですが
それも早めにいかないとアウトですし
馬だったら…レンタルで観られるんじゃないか??
迷います~
それはすごいですね。
お天気もいまいちぱっとしないのに
高峰ファン、恐るべし!
私も客層には興味があります。
シバタンさんもご無理なさらないよう・・・
『綴り方教室』も三分の二くらいまで観てきました。(途中退場)
おじいさんがド~~ッサリ。
上映間に銀座カンカン娘の曲が流れていたんですが、爺さんノリノリ。
おばあさんもいました。
斎藤さんのトークショーも途中から聞きました。
本に書かれていたエピソードが多かったですが
終盤には感極まって
「高峰という人は、人間の無限の可能性を感じさせる人です。人に希望を与える人。」とおっしゃってました。
新文芸座では、原節子さん特集も成瀬監督特集もありまっせ♪
ワタシは個人的には有楽町で三島由紀夫特集を観たいですw
そ、そうでしたか~~
やっぱり往年のファン層が
根強いといいますか、
特に男性の支持がものすごいんですね。
ノリノリだなんて楽しそう~~♪
斉藤さんのお言葉もぐっときました。
新文芸座、ナイスな企画ですね。
三島特集!もおおいにそそられます!!