衆愚の病理 (新潮新書) 価格:¥ 777(税込) 発売日:2013-06-15 |
著者は医師だそうですが、文章が見事で文筆家のようです。
よく見かける、ヘンに患者をお客さん扱いするみたいな書き方じゃなくて
毒はたくさんあるけど、事実が書いてあって読んでて爽やかでした。
こんな風に、本質を見据えてずばずばモノを言う人って
とても魅力的ですが、近くにいたらちょっと大変かも。。。。なんだかしょっちゅう怒られそうな気がする。
「惰性の研究」の章、すごく面白かった。
私は惰性で行っていた歯医者に
無断キャンセルをきっかけに、これまた惰性でずるずると受診していない。。。
続けていたことを辞めるのは、エネルギーが要る。
が、それよりも再開することの方がもっとエネルギーが要るような。
だから、きっと惰性でもなんでも決まった曜日に自動的に足を運んでた方が良かったんだなぁぁぁ。
と後悔をしているところです。
虫歯がひどくなるのと、無断キャンセルして2ヶ月経ってしまった気まずさをこれから負うのと
どちらが自分にとってイタイのかしら、、、、、
歯医者さんはプロだから、
きっと、なんとも思ってないんだろうけど。