瞑想の詩集

2008年07月04日 | いのちの大切さ

 17世紀ドイツのシレジウスという宗教詩人がいます。

 岩波文庫に『シレジウス瞑想詩集』上下があり、愛読書の一つです。

 次のような美しい言葉があります。



 あなたの外面的な目がここで見ている薔薇は、永遠に神の中で咲いている。(108)

 薔薇はなぜという理由なしに咲いている。薔薇はただ咲くべく咲いている。薔薇は自分自身を気にしない。人が見ているかどうかも問題にしない。(289)



 とても深くて美しい言葉だと感じます。



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持続可能なまちは小さく、美しい:上勝町の挑戦

2008年07月04日 | 持続可能な社会




 ご縁があって、持続可能なまちづくりで知られる徳島県上勝町町長の笠松和市さんと環境ジャーナリスト佐藤由美さんの共著『持続可能なまちは小さく、美しい』(学芸出版社、本体1500円+税)を送っていただきました。

 レポート採点と重なってしまい、なかなか読めなかったのですが、ようやく時間を見つけて読み終わりました。

 地方の自治体単位でも、ここまで出来るという希望を感じさせくれる、すばらしい報告です。

 しかし同時に、戦後政府の農政・地方政策が結局は地方・農村を疲弊させる方向にあったこと、それを根本的に克服するにはやはり国が掌握している立法権と徴税・起債権という権限のところまで考えるほかないということも考えさせられました。

 ぜひ、「持続可能な国づくりの会」との提携-連帯を提案したいものだ、と考えています。

 くわしいことは、また時間を作って書いてみたいと思っています。



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