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I was born

2005年10月07日 | 心の教育

 私たちは、両親から生まれ、両親はそのまた両親から生まれ……ほんとうにたくさんのご先祖さまから、いのちを受け継いでいます。

 ところで、「生まれた」というのは「生んだ」のではありませんね。
 
 「生まれた」という言い方は、苦手だったかもしれない英文法を思い出していただくと、能動態ではなく「受動態」です。

 be 動詞+過去分詞のかたちになります。

 Ⅰ was born ですね。

 ところで、この受動態の文章を能動態に変えるには、どうしたらいいんでしたっけ?

 ふつうの受動態の文章では、能動態の主語になる言葉が by の後にあるはずで、それを主語にすればいいんでしたね。

 ところが、I was born.の場合、by の後の言葉が省略されています。

 ですから、それを補って(  )bore me というかたちにすればいいわけですね。

 ここでもし、(  )bore me の(  )をどう埋めますか? と聞かれたら、あなたはどう答えるでしょう。

 もちろん、まず両親、それからご先祖さま……ですが、さらに遡るとどうなるのでしょうか?

 さらに、私たちは、両親によって生まれただけではなく、いろいろないもののお陰で生きています。

 それを英語で表現すると、I am kept alive by(  ) となるでしょう。

 ここでも、受動態です。つまり、「生かされている」ということになるのではないでしょうか。

 この二つの(  )をどう埋めたらいいでしょう?

 私たちは、生かされている、つまりいろいろなもののお陰で生きています。

 「お陰」というとお説教ぽく聞こえて抵抗があるかもしれませんから、言葉を換えましょう。

 私たちにとって、「それがないと生きていけない」、「それなしには生きられない」ものには、どんなものがあるでしょう?

 これから詳しくお話ししていくことになりますが、ここでまずご自分で考えて、できるだけたくさん思いついて、書き出してみてください。

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