~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/5/11(金)厚生文教常任委員会でした

2018年05月11日 | 議員
今日は、
午前中、厚生文教常任委員会でした。




案件の(1)~(3)は、
国の法律等の改正による措置であり、
特に質疑なしでした。

(4)その他①の「泉南阪南共立火葬場」については、
5月8日のブログで触れた内容の報告がありました。








9180万円の工事費の増額は、
工事の経過上、やむを得ないとはいえ、
厳しい出費です。
質疑では、
●「泉南市からの申し入れに対し、市長はどう対応したのか」という質問が出され、
市長からは、
工法の変更など、やむを得ない状況への理解を、という回答がありました。

●以前、議会でも要望したが、ということで、「ペットの個別火葬」を実現してほしい、という意見には「小動物だと、空焼きのような状況になり、炉を傷めることになるので難しい」という説明がありました。
市長からは、「現在では、ペットは家族の一員という家庭も多く、今後、指定管理業者の選定に際し、考慮するなど考えていきたい」という回答でした。

②その他では、
私から、
●放課後児童健全育成事業の指導員の資格についてと、研修の内容について
→指導員の方々の声や研修の内容は、指定管理の業者に一任しているということでしたが、それでいいのかという疑問が残りました。

●子ども子育て会議の日程が決まったが、当初のスケジュールから4ヶ月遅れたスタートだが、議会での回答にあった「次年度入園申し込みに間に合わせる」という時期に間に合うのか?
→会長とも相談し、会議を1ヶ月に1回の開催にしてでも、間に合うようにしていく。

●諮問内容は、「就学前教育のあり方」ということであり、答申が出ても、子育て拠点をどうしていくかという方針にはならない。市としての方針は、子ども子育て会議と同時進行で考えていかなければならないのではないか?
→諮問は諮問として答申をいただき、市としては拠点のあり方の案を同時進行で考えていく。

「諮問は諮問として……」
う~ん……
やっぱりなあという思いがあります。

質問が終わってから、
「市として考えた案は、市民の声を聞いたあと、正式な案にしてほしい」
と発言しておけばよかったと、反省。

6月議会では、
ちゃんと提言できるようにしたいと思いました。

踏ん張りどころの時期が来ているなあと感じました。

18/5/10(木)来週、子ども子育て会議がありますが②

2018年05月11日 | 子ども・子育て
私は、
市民活動として、
子どもNPOはらっぱでの15年間だけでなく、
公民館でのサークル運営や
幼稚園、小学校、中学校でのPTA活動、
地域の活動など、
子どもに関わる活動を長く続けてきました。

幼稚園、小学校、中学校の先生方とも情報を共有し、
保護者と学校をつなぐことにも、
力を注いできたつもりです。

子ども子育て支援法が成立する以前の
次世代育成支援対策推進法に基づく、地域行動計画にも関わり、
計画実施のスタートから、
協議会委員として進捗を見てきました。

次世代育成支援対策地域行動計画が策定され、
子ども子育て支援法が新たに施行されて13年あまり、
担当のこども家庭課職員の方は、
次々に変わられました。

職員として、
会議録を読んで
事業の経過を知り、
計画について学ばれているとは思いますが、
現場の子どもたち、保護者たちの状況に接することについては、
実体験として持たない方が多いと思います。

資料には、
いつも「保護者のニーズが」ということばが出てきますが、
いつ、どこで、何人に、どんな方法で聞いたニーズですか?と聞きたいです。
「今、こういう状況です」と書かれていても、
「え、阪南市のどこで?」と思うことが多いです。

現場の子どもたちのようすを体感し、
保護者の雑談を聞き、
感じたことを生かしながら、
この町にふさわしい
子どもの環境を考えてほしいです。

阪南市の子どもたちが、
今どんな環境で過ごしているのかを
体で感じ、
保護者のニーズに応える根拠があるかないかを
実感してほしいと思います。


阪南市の公立園所の教育環境は、
立地や広さ、ゆったり感など、
自慢できるレベルだと思っています。
これは、
私立を否定する考えではありません。
私立は私立で、
保育時間や独自の教材など、
公立にはない魅力を作ることができます。
ただ、せっかくあるこの環境を
なくして新たなものを、という方向は、
幼児期にどんな環境が必要か、という
根っこの部分を手放してしまうことになるのでは?と不安です。

社会全般の傾向としてではなく、
阪南市の子育て環境として
十分な根拠をもって、
検討されていくことを願います。

この話、まだ続きます。