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翻訳が悪いのか?全然入ってきません『刑罰』byフェルディナント・フォン・シーラッハ

2019年08月25日 | 小説レビュー
~黒いダイバースーツを身につけたまま、浴室で死んでいた男。
誤って赤ん坊を死なせてしまったという夫を信じて罪を肩代わりし、刑務所に入った母親。
人身売買で起訴された犯罪組織のボスを弁護することになった新人弁護士。
薬物依存症を抱えながら、高級ホテルの部屋に住むエリート男性。
―実際の事件に材を得て、異様な罪を犯した人々の素顔や、刑罰を科されぬまま世界からこぼれ落ちた罪の真相を、切なくも鮮やかに描きだす。
本屋大賞「翻訳小説部門」第1位『犯罪』で読書界を揺るがした短篇の名手が、真骨頂を発揮した最高傑作!「BOOK」データベースより


はぁ~(~_~;) はっきり言って、なんでこんなに評価が高いのかわかりません

「これを読むべし!」というオススメを見て、先入観なく借りて、先入観なく読み始めたのですが、文章が全く面白くなかったです。

ドイツの作家、フェルディナント・フォン・シーラッハという方が書いた短編小説集であり、文学賞5冠、著作が40か国で翻訳、累計500万部。とのこと。『犯罪』という小説で、世界中を唸らせた方が描く最高傑作とのフレコミもあります。

『犯罪』も『刑罰』も同じ翻訳者さんが翻訳されているのですが、とても優秀な翻訳実績のある方らしいので、間違いないとは思いますが、文章に魅力を感じませんでした。

ストーリー自体は、なかなか面白いんですよ。本当に。ドイツ語が読めれば、原版を読んでみたくなります。

残念ながら翻訳版は、★★☆2.5です。

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