~作家・藤井陽造は、コンクリートを満たした木枠の中に全身を塗り固めて絶命していた。
傍らには自筆で〈メドゥサを見た〉と記したメモが遺されており、娘とその婚約者は、異様な死の謎を解くため、藤井が死ぬ直前に書いていた原稿を探し始める。
だが、何かがおかしい。次第に高まる恐怖。そして連鎖する怪死! 身の毛もよだつ、恐怖の連鎖が始まる(講談社文庫)。 「内容紹介」より
『ラバーソウル』以来の井上夢人氏の作品です。
あまりホラーミステリは好みではないんですが、結構な前評判だったので、図書館で借りてきました。
なんせ、タイトルからして「これは怖いよ」という雰囲気がありありでしょう
読み始めてすぐに、ぐいぐいと引き込まれ、怖さというよりも、「この謎の行方は?答えはなんや!誰か解いてくれ!」という思いでページを捲る手が止まりません。
『ラバーソウル』も、とてもよく出来たプロットで、ぐいぐい引き込まれましたが、結末は案外でした。
本作も、途中からクライマックスまでは良く出来ているのですが、いよいよというあたりで、いわゆる「ミイラ取りがミイラに」という展開にガッカリし、最後までモヤモヤしたままで終わりました。
途中までがとても良かっただけに残念です。
★★★3つです。
傍らには自筆で〈メドゥサを見た〉と記したメモが遺されており、娘とその婚約者は、異様な死の謎を解くため、藤井が死ぬ直前に書いていた原稿を探し始める。
だが、何かがおかしい。次第に高まる恐怖。そして連鎖する怪死! 身の毛もよだつ、恐怖の連鎖が始まる(講談社文庫)。 「内容紹介」より
『ラバーソウル』以来の井上夢人氏の作品です。
あまりホラーミステリは好みではないんですが、結構な前評判だったので、図書館で借りてきました。
なんせ、タイトルからして「これは怖いよ」という雰囲気がありありでしょう
読み始めてすぐに、ぐいぐいと引き込まれ、怖さというよりも、「この謎の行方は?答えはなんや!誰か解いてくれ!」という思いでページを捲る手が止まりません。
『ラバーソウル』も、とてもよく出来たプロットで、ぐいぐい引き込まれましたが、結末は案外でした。
本作も、途中からクライマックスまでは良く出来ているのですが、いよいよというあたりで、いわゆる「ミイラ取りがミイラに」という展開にガッカリし、最後までモヤモヤしたままで終わりました。
途中までがとても良かっただけに残念です。
★★★3つです。
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