ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

最高傑作という言葉に値する仕事をするためにはまず多作であることが必要である・・・

2011年08月16日 | Weblog
「無趣味のすすめ」村上龍著より。

このあとには、“~わけだが、それだけではない。「体系的・重層的」な作品群であることが必須・・・”と述べていた。作品というからにはここでは芸術作品を指していた。

後世に名前と影響力を残す芸術家はたいてい多作だった。科学者の仕事の場合は「体系的・重層的」のことが多かったのだ。

モーツアルトにしてもピカソにしても残した作品の数は膨大なものだった。そのすべてが傑作というわけではないだろうが、才能があり多作だったからこそ最高傑作も生まれたのだろう。

しかし、初めから最高傑作を目指したのではなく、表現者として自らの限界に挑んだ結果として、「最高傑作」があったのだろう。映画や小説などで長年にわたってシリーズものが存在するのも当然その作品が評判が良かったという証拠ともいえそうだ。

コメントを投稿