ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

自分のスタイルを持たない画家というのは考えにくい。

2010年05月10日 | Weblog
「一流を作る法則」齋藤孝著より。

齋藤氏はスタイルを、“一貫した変形作用”とも説明しているが、それはちょっとなじみがない表現に思えた。またそれにカッコ書きでデフォルメとあったので、なんとなく理解できた。ある画家の作品を観てすぐにその作者の名前が思い浮かぶのは、独自のスタイルを確立できているからだ。作風ともいえよう。

一流のプロスポーツ選手も自分のスタイルを持っている。スタイルとはその人独自の型というようなものだろう。野球ならバッティングや投球のスタイルといったものだろう。バッターボックスに立った後ろ姿や投球フォームを一目見ただけですぐにその選手がわかるものだ。

一般の仕事でも、一流の人ならスタイルを持っているものだ。たとえば確立された営業のスタイルという表現も間違いではないだろう。それで優れた実績が残せるなら、その人らしい仕事の進め方という意味だ。

これが企業ならホンダとトヨタのスタイルは異なるともなるようだ。ホンダはエンジンをはじめ技術開発力に優れ、チャレンジし続けるスタイルを持っている。

これに対して、トヨタの得意技は総合的な安定性にあった。車の内装の充実やバランスのとれた車づくり、販売網や修理システムの整備が特徴だった。ホンダとトヨタのスタイルの対比はソニーとパナソニックの対比と同じだともいえる。

一流とは関係ないかもしれないが、自分のライフスタイルも、変なクセではなくて、しっかりしたスタイルを確立できたらいいのだが・・・それによって健康的になったり不健康になったり・・・かも。

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