「言葉の“頭の体操”」秋庭道博著より。
いくらインターネットからの情報が豊富に得られるからといっても、本当に知りたいことは、直接その情報を持っている人から聞いた方が正確ではないだろうか。
電話やメールでは大ざっぱなことは分かっても、真相はどうだかわからない。だから、むしろ人とのちょっとした会話の中に最新の情報が含まれていることが多い。
営業では、雑談のなかにビジネスのネタが含まれていることもある。また、会話のなかでさらに新しい発展が生まれることもあるだろう。つまり直接の出会いがポイントでもあったのだ。
また話していれば、その人の話し方でも内容がつかめるものだ。相手が強調しているのか、どうでもいいこことして話しているかなどだ。それがもし、人からの言い伝えの場合は、かなりあいまいになってしまうだろうし。
しばしば、人が作ったデータだけで物事を判断しようとすると現場の状況、意見とはかなり乖離してしまうものだ。実はこちらのほうが多くて問題だとも思える・・・な。
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