ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「!」や「?」を一つでも持ち帰ってもらえたら十分・・・

2008年10月12日 | Weblog
「相鉄瓦版」2008.10月号より。

偶然に近いが、これもまたアートつながりの日記となってしまった。この号の特集は「子どもと楽しむゲイジュツの秋」となっていた。その中で、ウォールペイントアーティストのロコ・サトシさんが述べていた中にあったフレーズ。そして、この「!」や「?」とは「楽しい!」や「ビックリ!」、「なんで?」や「不思議だな?」というようなものだった。

ロコ・サトシさんはもともと横浜の桜木町の高架下で壁画を描いていた。日本のウォールペイントの草分け的な存在でもある。そして、そんな作品が評価されて1989年には横浜博覧会で最大級のパビリオンをペイントしていた。かつて週刊誌などでもインパクトがあるウォールペイントが取り上げられたのを何度か見たことがあった。

ロコさんは現在では、子ども相手にワークショップで教えている。お絵描き教室とはまったく別ものらしい。お絵描き教室ではいろいろな技術を教え、テーマや課題を与えて、それに沿った絵を描かせる。そして、評価するものだ。

しかし、このワークショップでは絵を描かなくても、ハサミで紙を切るのが楽しければそれでもいいという。技術は関係なく、子どもが気が済むまで遊ばせてくれるようだ。子どもたちが「納得するまで」やらせるというところがポイントだった。

子どもたちは、長い時間をかけて出来上ったものは喜びよりも驚きのほうが大きいと感じるようだ。そして「できた!」という気持ちを持てるという。そうして、「!」や「?」を経験してもらえるのがロコさんは喜びだと感じている。大人だって、楽しめる「!」や「?」をたくさん経験したいものですね。

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