「メトロエイジ」2010.4月号より。
これは一昨日読んだのとは別のフリーペーパーだった。特集は“銀座からの贈り物”となっていたが、その中で気になった項目は「ギャラリー天国でアート散歩」というページだった。これもまた“アートなステイケーション”ともいえそうだな。
銀座には画廊が三百もあるという。美術品というとちょっと近寄りがたいイメージがあるが、私は二十代のころからかなり銀座の画廊を覗いていたものだ。当然ながらタダでたくさんの絵画が見られるからだった。サラリーマンで絵画収集家の山本冬彦さん(アートソムリエ)は、ここで四つの画廊をおすすめしていた。
1、「日動画廊」、日本最古の洋画商だった。私もかつて何度も足を運んだことはあった。2、「ギャラリー広田」、幅広く日本画が作品が並ぶ。3、「シロタ画廊」世界が注目する版画を豊富に取り扱う。4、「銀座フォレスト」、学生や若手作家の作品に強い。
美術館や博物館は上野というイメージがあるが、銀座はまた日本一の画廊を誇る“芸術の街”でもあったのだ。無名、有名など気にしないで眺めているうちに、お気に入りの作家に出会えるかも。たまにはデパートの美術サロンや街中の画廊散策のもいいかな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます