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運は現場にしか落ちていない。

2016年03月06日 | Weblog
運は現場にしか落ちていない。

「技術の鉄人 現場の鉄人」牧野昇・中谷彰宏著より。

大発明家の話を集めると、偶然がほとんどだという。たまたま、それを発見できたという言葉を聞くものだ。

しかし、その偶然をいかにつかまえるかが大事なのだ。結局、そのためには現場で土まみれになるしかなかったのだ。

’56年からの南極観測隊の初代越冬隊長を務めた西堀栄三郎先生は、壊れた観測器を、全部現地で作りなおしたそうだ。

若い隊員が、「観測機器がないからできない」と言うと「なければ、つくればいい」と言ったのだ。まさにそれは一番大事なところだろう。すべての仕事に言えそうだ。

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