ちょっとマンネリですが・・・

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もし啄木の手紙が出たなら欲しいものだと・・・

2010年05月03日 | Weblog
「死んだら星に生まれかわる」新井満著より。

これは、「啄木の詫び状」と題した随筆のなかのワンフレーズだった。新井さんは昔から石川啄木が好きだったという。だから、もし彼の手紙が出たら欲しいと思っていたそうだ。

すると、銀座で画廊を開いているある知人が、持っているので譲ってもいいと申し出たのだ。しかし気になる値段は新井さんが付けて欲しいと言われて困ったらしい。

それは啄木がある人物に送った詫び状だった。ここには新井さんがそれをいくらで購入したのか、その結末については触れられていなかった。

それにしても、手紙といえば極めて個人的なプライバシーが書かれているものだが、有名人のハガキなどはよく古書市などでも販売されている。文豪ともなれば、かなりの値段で取引されているようだ。

ここに、数年前の週刊誌からの抜粋(文豪の手紙の値段)が掲載されていた。たとえば、夏目漱石400万円、芥川龍之介450万円、高村光太郎65万円、尾崎紅葉10万円、川端康成40万円、三島由紀夫120万円などと。

もちろんそれが文豪から有名人へ宛てたものなら、より価値が上がるのではないだろうか。文豪ともなれば作品以外のものまでも取引対象になっている。当然ながら希少価値であるものほど高額ということになるのだろうな。

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