「成功する人の一見、運に見える小さな工夫」中谷彰宏著より。
筆者の中谷さんは、商売人の家で育ったから、家業で一番大切なのは信用だと実感していた。これは“マネー”という章にあったフレーズだった。
また、仕事ができるからといって信用があるということにはならないともいう。たとえば、よく気がつく、仕事が早い、サービス精神があるなどは、仕事の技術だった。
しばしば、それらは仕事の評価になっている。でも信用とは直接関係がなかった。信用はお金の扱い方が基本のようだ。仕事ができてもお金の信用がなければ、信用できない人ということになってしまう。
客商売なら、いくらその人が愛想がよくても、その人から代金を払ってもらうまでは安心できない。しかも、ただ払えばいいということでもない。
毎回きっちり決められた期限までに、払っているということが信用につながるのだろう。いくらどんな言い訳をしても、期限を超えたら信用は失われるはずだ。
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