自分に対してある種の説得材料みたいなものって必要・・・
「言葉を育てる」米原万理対談集より。
対談の相手のノンフィクション作家西木正明さん氏が語った言葉だった。米原さんの立場では、通訳はすべて話し手の言葉だけを訳すので、自分と違う考えも訳さねばならないからそれも辛いことだという。苦しいと思うことさえあったらしい。
また西木さんは、芸能週刊誌の編集者をしているとき、つまらないことまで聞かなければならないのが辛かったようだ。しかし、ある時自分の後ろには百万人の読者がいて、それは読者が聞いているんだと思って自分を無理やり納得させたという。
お二人は、自分が聞くのではなく代表して聞いているのだと思うことで自分を納得できたという。ある意味いろいろなことは、それなりに大義名分があればやれるということでもあろうな。
「言葉を育てる」米原万理対談集より。
対談の相手のノンフィクション作家西木正明さん氏が語った言葉だった。米原さんの立場では、通訳はすべて話し手の言葉だけを訳すので、自分と違う考えも訳さねばならないからそれも辛いことだという。苦しいと思うことさえあったらしい。
また西木さんは、芸能週刊誌の編集者をしているとき、つまらないことまで聞かなければならないのが辛かったようだ。しかし、ある時自分の後ろには百万人の読者がいて、それは読者が聞いているんだと思って自分を無理やり納得させたという。
お二人は、自分が聞くのではなく代表して聞いているのだと思うことで自分を納得できたという。ある意味いろいろなことは、それなりに大義名分があればやれるということでもあろうな。
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