ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

上質の雑談能力・・・これこそが人生の岐路を分けるポイントなのかもしれない。

2012年01月19日 | Weblog
「人間力の磨き方」鳥越俊太郎著より。

雑談というのはできるようで意外にそう簡単ではない。はたして相手がその話に関心を持ってくれるかどうかもわからない。たまたまその話題に乗ってくれるなら話は弾むだろうが、いつもそうとは限らない。

ここでは鳥越氏が記者時代の後輩記者の話があった。その後輩は取材の際に目的の相手に会えない時はどうするかと鳥越氏に聞いたのだ。すると本人に会えるまでの時間はその奥さんと雑談をしていると答えていた。

しかし、その後輩はなにを話していいかわからず雑談ができないと言っていた。鳥越氏にとって、それは新聞記者を仕事としているにしては意外なことだった。つまり後輩記者はあることには関心が持てるが、それ以外のくだらない話は切り捨てて生きてきたに違いないと思ったのだ。

人から何か話を引き出そうとするなら、何げない雑談から相手に人間性も伝わって行くはずだと考えていた。むしろ普段の職場でもそんなちょっとした雑談からその人の性格や趣味をうかがい知ることができる。雑談もバカにできないな。


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