素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

師走になりました

2009年12月01日 | 日記
 金田一秀穂氏によれば、「年末になって、師僧までもが忙しく走っている」というのは俗説で、正しくは「し=始末、仕事」が「わす=果てる」の意から来ているとのこと。カレンダーも1枚だけになった。なんとなく気分が変わる。

 長いこと4月に1年が始まり3月に終わるという生活をしてきた。暦の上と生活実態の二重構造で生きてきたのだが、2010年からは1月に始まり、12月に終わるという生活に一本化される。2年間心の準備をしてきたので、4月からの生活の変化にスムーズに移行でき、反動がくるかなと若干覚悟していたが、それもなく2009年の最終月をむかえることができたことに感謝。

 今日は第九の練習の日。いつものように星田駅17:19発の快速を待っていた。西の空の赤がいつも以上に濃く、森やビル、家のシルエットとで絵になる風景だった。振り返って東の空には十五夜前のきれいな月(月齢14.2)が凛として輝いていた。

 中央公会堂の周りは光のルネッサンスのイベントで、イルミネーションが輝き、大阪市役所もライトアップされていた。自然の色の美しさには負けるかな。来年の卓上カレンダーは月の満ち欠けと旧暦がわかるものにした。この2つはふとしたことから秋口より関心をもちはじめたもの。1873年(明治6)の改暦まで日本は『太陰太陽暦』が使われていたのだから過去のものとして捨て去るのはどうかなという気持ちである。

 しっかり1年を締めくくりたいものである。ちなみに、カレンダーによれば、元旦は満月である。晴れていたらいいのにな。

 
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