素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

明治17年生まれの3人

2024年08月25日 | 日記
 台風10号、誕生した頃は大阪直撃コースの予想が、日を追うごとに西寄りのコースに変わってきている。太平洋高気圧の勢力が予想以上に強いせいかもしれない。その分、暖かい湿った空気が入り込み強い日差しと相まって各地にゲリラ豪雨をもたらしている。これまでは他所ごとのニュースと見ていたが、今朝8時過ぎ雷鳴とともに豪雨に襲われた。

 幸い30分余りで回復したが、この調子で1時間以上降り続いたら道路の低い部分は冠水するだろうなと思った。日射しが戻ると息苦しい暑さとなった。今年の夏は避暑にジムを大いに利用させてもらった。今日も13時過ぎから15時30分までトレーニングで汗を流す。有酸素運動の時Spotifyで気分に合った音楽を聴きながらとなるが、今日は足に疲れを感じたのでゆっくりペースにした。聴くのも音楽ではないものを体が欲した。そこでNHKラジオ「らじる★らじる」の聴き逃し配信から探した。

 目に留まったのが、「カルチャーラジオ 保阪正康が語る昭和人物史」(毎週月曜よる8時半・R2放送)のスペシャル版、「日本の敗戦、そして復興 〜明治17年生まれの功罪〜」であった。8月15日に放送されたもので「まもなく配信終了」とあったのでこれに決めた。

 明治17年生まれの3人とは、戦中戦後に色々な形で名を遺した山本五十六、東条英機、石橋湛山である。個々については知っていたが同じ年に生まれていたことは知らなかった。10歳の時に日清戦争、20歳の時日露戦争がある中で、その出自や教育により歩んだ異なる人生と山本の「ロンドン海軍軍縮会議」、東条の「大詔を拝し奉りて」、初公開となった石橋の「日本再建の方法」の音声記録を通して、日本がいかにして敗戦に至り、再建を果たしたのか、その歩みをあらためて考えた内容は興味深かった。

 
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