体育の日・寝屋川公園を走る・４km×５（20ｋｍ)：2時間18分22秒

　体育の日＝10月10日というのが染み付いているのでピンとこない。このあたりが確率的に好天気になるということから東京オリンピックの日程が決められたということを聞いたことがある。今日も絶好の運動日和である。21日のハーフマラソンのためにあと1回20ｋｍを走っておく必要があると思っていた。2週間ぐらい前がベストなので午後寝屋川公園に出向いた。

　野球、テニス、スポーツ大会、バーベキュー、ウォーキングなど賑わっていた。テニスはおそらく北河内レベルの中学校の大会であろうと思われた。テニスコートのあるエリアの縁に沿って走るコースがあり、5回通過するのだが26、７分おきに通るたびにコースの脇にいる生徒が変わる。通過するのはわずか1分弱だがそれでもさまざまなものが見える。虫取りに興じている下級生。負けた罰なのだろうか坂道のダッシュを暗い顔でくり返している学校。木陰でボソボソと愚痴っている女の子。直立不動で円陣をつくり顧問の話を聞いている学校。ビバホームのほうに何かを買いに行ったのを咎められてもどされる途中なのかふてくされた顔の2名の男子と渋面の顧問らしき人、その様子を興味深げに眺める数人の女子。生徒の身支度が終わるまで木陰でのんびりと読書をしている顧問など退屈なランニングの中でちょっとした気分転換になった。枚方四、東香里、楠葉などなつかしい名前にもお目にかかった。

　「引率。ご苦労様」である。当たり前みたいに思われる学校でのクラブ、制度的にはまことに矛盾に満ちている。教師の善意だけにたよるシステムでは遠からず困ったことになるだろう。ずっと指摘してきたことだがなかなか改善の方向に向かっていない。

　今回は2時間18分22秒でフィニッシュ。前回より3分余りタイムを短縮できたのでよかったと思っている。