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素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

続・毎日新聞【みんなの広場・日曜版】のテーマは『うるう年』

2024年02月19日 | 日記
 毎日新聞【みんなの広場・日曜版】の『うるう年』をテーマにした投書で元小学校教員・川嶋豊・66(埼玉県)の>脱帽「神童」のつぶやき も興味深かった。
 「「モーツァルトは4年に1度しか誕生日が来ないんだって!」。音楽教員だった私は、小4の「ホルン協奏曲」鑑賞の授業の度に、このネタを紹介してきた。以前、指導法研修会で仕入れた情報の受け売りだ。
 今から20年前のこと。同じようにこの話を紹介し、子どもたちが興味を示してくれたその時だった。「ロッシーニじゃないかなー」。音楽一家に育ったK君がつぶやいた。・・・

 周りの児童に聞こえたかどうか分からないほどのつぶやきを耳にした川嶋さんと同じように、私も調べてみた。

 「神童」と呼ばれたヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト は、うるう年の1756年 に生まれているが誕生日は1月27日である。K君の指摘通りイタリアの作曲家ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ がうるう年 1792年の 2月29日生まれ である。

 情報を確かめもせず受け売りしてしてしまったことに気づいた当時の川嶋さんのショックは想像できる。小4の授業のたびに流して来た間違った情報は訂正する機会がないのである。66歳にもなれば懐かしい昔話と語れるが、現役の頃はほろ苦い教訓として棘のように心に刺さっていたに違いない。

 「子どもから学ぶ姿勢が大切という教育のセオリーを痛感した出来事だ。私の中での「神童」はモーツァルトではなく、このK君だったかもしれない。現在、音楽ネタで活躍するお笑い芸人「パーマ大佐」その人である。」という落ちがきまっていた。

森のくまさん - パーマ大佐


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