素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

20年目の「今年の漢字」は『税』

2014年12月13日 | 日記
 昨日は「漢字の日」、恒例の清水寺での「今年の漢字」の発表の様子がニュースであった。今までこの日が「漢字の日」であることを意識したことがなかったが、今年は「何でだろう?」とちょっとひかかった。

 調べてみると、財団法人日本漢字能力検定協会が1995年(平成7年)に制定した記念日で、「いい字一字」が「1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)」の語呂合わせから12月12日になったという。

 日本漢字能力検定協会では、毎年その年の世相を象徴する「今年を表現する漢字(今年の漢字)」を全国から募集し、この日に、京都市の清水寺で発表してきた。今年は節目の20回目を迎えた。

 今年はいつになくバタバタしていてニュースを見るまでは「今年の漢字」はすっかり頭からとんでいた。予想する間もなく森 清範貫主によって今年の漢字が書き上げられた。『税』である。去年だったら「ぜぜゼイ」と驚くところだが流行語の命は短い。妻と息子もいたがそろって「税か~」といったまま盛り上がらなかった。「何か夢がないなあ」というから「今までの覚えてる?」という話になった。お互いに記憶の曖昧さを再確認する羽目になった。覚えていないものである。スタートは1995年の『震』その後『食』→『倒』→『毒』→『末』→『金』→『戦』→『帰』→『虎』→『災』→『愛』→『命』→『偽』→『変』→『新』→『署』→『絆』→『金』→『輪』こうやって並べてみると夢のあるほんわかしたものは少ない。「世相だもんな」と納得した。『税』も並びの中では違和感はない。

 さて来年のことを言って鬼を笑わせよう。来年の一字は『安』か『失』のどちらかだろう。
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