素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

朔風払葉

2014年12月02日 | 日記
 師走の声とともに一気に冬模様となった。こちらは冷たい風だけであったが北陸、東北、北海道では雪、吹雪、地吹雪と1月、2月を思わせるような気候である。今年、愛用してきた『旧暦で楽しむ日本の暮らし~七十二候と二十四節気2014年版~』(宝島社)を見ると新暦11月27日~12月1日が[小雪・五十九候・次候 朔風払葉]とある。「さくふうはをはらう」→北風が木の葉を払いのけるにピッタリである。昨夜からの強い風でわずかに残っていた山桜の葉もすっかり落とされイチョウの葉がその上にハラハラと落ちている。

 ハプニングがない限り、火曜日の午後は外走りと決まってきた。日曜日は打上治水緑地のコースを走った(1:04:38)ので、今日は寝屋川公園往復コースにした。メイン道路はきれいに清掃されていたが小道になると落ち葉の絨毯である。どんぐりの実もたくさん落ちていていつもとは違う感触であった。
上り坂、下り坂に今日は追い風、向かい風が加わり人生模様を思いながらのランであった。1時間5分39秒は上出来である。

 衆院選公示。私の住む大阪11区は民主、維新、自民、共産の戦い。注目区の一つなのか18時10分からの立候補者紹介の中で、4人の演説の模様が流された。それぞれの党にどんな風が吹くのか選挙をする以上は楽しみたいし、戦後民主主義についても考えたい。最近、しきりに手にするのが1970年代に佐藤忠男が書かれた『民主主義の逆説』(筑摩書房)という本。
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