素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

夢まぼろしの「房総半島花物語ツアー」

2014年03月11日 | 日記
 13日から2泊3日でクラブツーリズムの「華やぎの房総半島周遊花物語」のツアーに出かける予定であった。このツアーは私たちにと「3度目の正直なるか!?」というものである。1度目の2011年は東日本大震災のためにキャンセル。2度目の昨年は携行最少人数に満たずツアーが催行中止。昨年の12月「どうする?」と夕刊にあったクラブツーリズムの旅が掲載されている紙面を差し出した。「房総半島か」と思わず苦笑いしたが、こういう時の答は「Yes」しかない。そこで催行決定になっている日から都合の良いものを選び申し込んだ。

 何事もなく時が過ぎ、最終連絡の封筒が3月封筒初めに届き、カレンダーの13日に新大阪7:40集合と書き入れ、後は週間天気予報をにらみながらの日々であったが、週明けに突如、家を離れることができない事態が生じ、あえなくキャンセル。「房総には縁がないということか」とまたまた夢まぼろしになった。ツアーにこだわる必要もないにだが、こうなると何か意地みたいになってしまう。さて来年はどうするか?
 私にとって縁のない場所がもう1つある。奈良県の十津川である。学生時代に紀伊半島の旅行に行った。インターネットによる情報もない、熊野古道が世界遺産にもなっていない時代、紀伊半島山奥は秘境に近い。行き当たりばったりで進み、熊野本宮大社、川湯まではたどりついたが日没も近く、バスの本数を見て十津川は断念した。新婚の時、志摩の実家に帰る時遠回りになるが旅行も兼ねて十津川を抜けて新宮、熊野から行こうと決めた。五條から国道168号(十津川街道)に入ると朝からの雨の雨足がどんどん激しくなってきた。若かったので気にも留めず行け行けドンドンと走っていたら天辻峠手前で豪雨規制によって通行止め。あえなくUターンした始末。以来、計画を立てると豪雨被害などで行けないを繰り返した。今は、日本一長い路線バスに乗って行こうと機会をうかがっている。

 房総と十津川、どちらと早く縁が結べるか?である。
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