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素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

カタカナ語の増加

2013年07月09日 | 日記
 NHKでカタカナ語を使うことが増えて意味が解らないために精神的な苦痛を受けたということで慰謝料を請求する訴訟があった。志摩に帰った時父も同じようなことを言っていた。カタカナ語辞典を持っていて新聞、雑誌、テレビで意味の解らないカタカナ語があるたびに引いていると言っていた。最近は数が増えてきて煩雑になってきたと愚痴っていた。

 辞典を引いても解らない言葉が1つあると珍しく尋ねてきた。「アベノミクス」である。おそらく「安倍」と「エコノミクス」(経済学)による造語だと思う。と答えた。道理で辞典にのっていないはずだとスッキリしたみたいだ。そこから私が持っていた電子辞書で盛り上がった。

 確かに新聞、雑誌にはカタカナ語があふれていて意味のわからないまま何となく感じで読み飛ばすことも多くなった。その中の1つに『クールジャパン』戦略があった。私の頭には「クール」は「涼しい又は冷静」しかなかったので、中身を読まず、パッと見で「暑い夏を乗り切るための節電を含めたエコ対策」か「挑発をしてくる中国、韓国に対してカッカとして同じ土俵に上がりやりあうのではなく、冷静に対処する戦略をとる』のどちらかだろうというぐらいに適当に思っていた。

 しかし、昨日の余禄を読んでまちがいだとわかった。「クール」には「かっこいい、すてきな」という意味もあり、「現代の日本文化を海外に売り出そう」というもの。まいったまいったである。カタカナ語、わかったつもりではなく、きちっと調べるべきだなと思い直した次第。カタカナ語へのストレス、他人ごとではない日は近い。
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