素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

お菓子の「ういろう」は?

2013年02月05日 | 日記
 京都マラソンまであと33日。そろそろカウントダウンの時期になってきた。今日はマシーンより外を走りたい気分が大だったので新・10kmコースを走った。ベスト記録の59分09秒には届かなかったが1時間01分55秒とまずまずの結果であった。前半抑え気味に入った分だけ届かなかったが調子は上向いていることが確認できた。

 「外郎売り」の話の続きだが、最初タイトルを見た時はお菓子の″ういろう”を思った。読んで日本に渡ってきた唐人の名前であり、「透頂香」という薬の俗名であったとわかったのだが、お菓子の″ういろう”との関係がひかかったままだった。5年間名古屋で暮らすとやはり″大須ういろう”がなじみになる。先だって大なごや落語祭で行った帰りの手土産は大須ういろうにした。ただ、伊勢志摩育ちの私にとっては伊勢の″虎屋のういろう”が一番である。

 さっそく、語源由来辞典をひいてみた。

 「ういろうの語源は、痰切り・口臭消しなどに効く薬の別名が「外郎」や「外郎薬」で、その薬に色や形がよく似ていたため、菓子もこう呼ばれるようになったという説と、その薬の口直しに用いたためという説がある。
 薬の名は、律令で定められた定員外の官を意味する中国の官僚の名「員外郎(いんがいろう)」からである。官僚の名が薬の名になったのは、室町時代に元(げん)の礼部員外郎(れいぶいんがいろう)であった陳宗敬が日本に帰化した際、″透頂香”という薬を伝え、陳宗敬の家名を「外郎」と称したため、薬の別名にもなった。
 ″外”を″うい”と読むのは唐音。ういろうもちの現在の製法は、室町時代に周防山口の秋津治郎作が考えたという。」


 他にも説はあり、ういろうの元祖についても日本各地で言い分はあるみたいだが、これはよくある話。好奇心だけの私にとっては語源由来辞典の説明で充分である。

 年末の帰りに関ドライブインで虎屋のういろうを見つけ、近づいて行ったら後ろから「もう赤福買ったから!」と止められた。近々志摩の実家へ行く予定なので今度は買って食しようと思っている。

 ジムの方でも、交野マラソンに出る人たちを中心に期間限定のランニングサークルを立ち上げ、日曜日の朝7時から寝屋川公園で走っている。15名前後の参加があるみたいで誘われたが、さすがに朝7時からはきついのでマイペースでしていくことにした。
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