手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

火打ち梁を意匠するには・・・

2007-09-01 | 家造り
要所に設けらた火打ち梁を、違和感なく見せるには工夫が必要。
在るのが必然と思わせるためには・・・

          
          勾配天井3

火打ち梁と取り合うのは、梁・桁の水平材である。
水平からイメージするのは、航空機の翼・・・あるいはフラップ。

翼を持った梁が空間を飛翔する。オーバーだが何とかなるか・・・?

フラップにはもーひとつ機能を持たせる。

間接照明のケースとして。

火打ち梁の干渉しないフラップの付け根に、四角い穴を開けて・・・
ここから勾配する天井面と、部屋の壁面に明かりがこぼれる。

視界に照明器具の見えない空間は、何かリッチさを感じるのは・・・

梁・フラップの素材は木。
素材の色で見せるのも然り。
でも、ちょっと工夫したのだから、色で主張してみるか?
<柿渋>を摺り込むか・・・<拭き漆>の光沢も捨てがたい。硬質感が翼に符合する。


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