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できるか?

木造では間取りと構造を一緒に検討する

2011-11-13 | 家造り
木造建築では、間取りを考えながら・・・・

構造を決めていく。


今回は、在来軸組構法と呼ばれる・・・

ごく一般の構法で検討してみよう。


           


           ライフスタイル19


間取りが決まったら、壁をつけられる位置を決める。


右上に間取りを示す。


隣地側には壁面を十分取れるが、中庭側は見通しを確保するため

ガラスの開口とした。


左上に壁の位置を仮書きする。

どうしても開口を設けたい位置に丸を描く。

・キッチンから外を見ながら料理をしたい!

・浴室には換気と自然採光の窓を!

・玄関脇のパウダーコーナーには小窓を!

・ベッドルームには朝陽の差し込む窓を!


色々・・・夢をかなえる開口が必要になる。


次に・・・柱の位置を決めよう。

1.8mごとに柱を設けた。

フレームがすっきり見えるプランは、構造的にも無駄の無いプランといえる。

左下に柱位置を記す。


大筋を決めたら、プランの詳細に合わせて開口を決める。

壁位置のバランスが崩れたら、

プランに戻って・・・再検討。

この繰り返しが、木造の設計過程となる。


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