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杉の木の話

2011-02-06 | 家造り
杉の木の名前が出たところで

杉の木をチョッと調べてみよう。


             


             最小ハウス67

右端に杉山の写真。

枝打ちされた、手入れの行き届いた山のようだ。


杉の樹形は狭円錐形で、老木になると円形になる。

樹皮は赤褐色で、縦長に裂けて剥落する。

長さ4~13cmの鎌状針形の葉が、らせん状に配列する。

淡い黄色の雄花は長さ5~7cmの楕円形で、小枝先端部の葉腋に穂状に集まり、

雌花は緑色の球形で枝先に一個付く。

球果は直径2~3cmの卵状球形で、両側に狭い翼を持ち、褐色に熟す。

にっくき“杉の木”の実態をイメージできただろうか?


樹高は30~40m、樹径は1.5m~2m、花期は3~4月


建材の特性としては・・・

気乾比重0.38 これは水1.0に比べてずいぶん軽い。

辺心材の境目が明瞭で、辺材は白色、心材は淡い紅色~濃い赤褐色、時に

黒色と材色に幅がある。

木理は通直、肌目はやや粗く、特有の香気を放つ。ヤニ気が少ない上、

軟らかく軽いので加工しやすい。

耐朽性は中程度。

用途は構造材、造作材、建具、樽、桶、工芸品などに広く使用される。


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