手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

板葺き屋根

2017-02-11 | 建材
この辺になると、利用方法も出てくる。
板葺き屋根とは・・・
屋根葺手法の一つで、木材の薄板を用いて施工する工法である
 
 広義では板葺の一種であり、板葺は板の厚さにより以下の種類がある。
杮葺(こけらぶき)
最も薄い板(杮板)を用いる。板厚は2~3ミリメートル。
木賊葺(とくさぶき)
杮板よりも厚い板(木賊板)を用いる。板厚は4~7ミリメートル。
栩葺(とちぶき)
最も厚い板(栩板)を用いる。板厚は1~3センチメートル。
法隆寺金堂の裳階だけに見られる厚い木片を互い違いに重ねた板屋根は、
大和葺(やまとぶき)と呼ばれる。

 ヒノキ、サワラ、スギ、エノキなど、筋目がよく通って削ぎやすく、
水に強い材木が用いられる。
木賊葺や栩葺にも、トクサ(木賊)やクヌギ(栩)が材料として用いられるわけではない。
板は年輪に沿って割られたものが用いられる。

 板葺に共通で、幅9~10センチメートル、長さ24~30センチメートルの板をずらしながら
下から平行に重ねて並べ、竹釘で止める。

木材を横に渡し、石で固定するだけの場合もある。
板の間に少しの隙間が生じ、これが軒裏の通気を促して木材の耐久性を向上させる。
杮葺きは通常40年程度の耐久性があるといわれている。
機械製板では木の繊維がせん断されるため、機械製板の板材を用いる場合には、
手作業の板材の場合よりも耐用年数が劣る。 そのため、下地の防水処理や、
材木自体の防腐処理を施している。
 以上Wikipediaより