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手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

屋根の形態を、そのまま室内の天井に反映させると・・

2012-08-26 | 家造り
北側寝室の採光・眺望に配慮して屋根の形態を決めたが、

実はこの決定が、室内の空間にも影響を及ぼす。

従来の日本家屋では、天井は平らなもの・・・屋根の形態とは関連しなかった。

ところが最近では、室内空間が大きいほど豊かさを感じることから、

天井を高くする傾向にある。


そのためには、天井懐を小さくして・・・あるいは、省略することがある。


今回の計画を例に取ると

           

           ライフスタイル82

このようになる。


北側の寝室を検討した。

屋根の形状の下に、プランを点線表示する。

屋根は、山(緑色)の部分と谷(赤色)の部分に、谷折(水色)が斜めに入る。

この部分が、室内ではベッドの上に被さってくる。


ベットに入って天井を見上げると・・折れた部分が目の前に!

この様なものだと、思ってしまえばそれまでなのだが、

四角い部屋に平らな天井・・・直方体の空間に練れ親しんだ日本人には、

異質に感じるかもしれない。


水平・垂直の立体から解き放たれたとき、違和感は消えるだろうが・・・