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ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

造作家具の建材

2008-04-20 | 家具
造作家具は、いろいろな建材で作られる。
特に最近は、建築の不燃化が強化され、不燃性の材料が
多く販売されている。

             
             建材1

建材1に掲載されたのは、アイカ工業と言う会社で販売されている、
「化粧合板」と呼ばれる建材。
ベニア合板の上に、ポリエステルあるいはメラミン樹脂がコーティングされた化粧板。

カラフルな単色の物があったり、写真のような木目をプリントした物がある。
砂目・石目の物まであるからすごい!

汚れはつきにくい。
変色もしない。
さらに、傷もつきにくい。

良いことずくめのようだが、天然素材の質感は無い。
この点が、新建材の最大の弱点!

“まがい物”を使うことは無い。
木目・石目はまがい物。色パネルを使う分には、問題ない。

昔は、単板で作っていた扉も、時と共に変色し反り返った。
その点、薄く削いだ単板を、接着剤で張り合わせた合板は反り難い。
表面に本物の化粧単板を張ったのが、練付け合板。
印刷されたものを張ったのは、プリント化粧合板とも呼ばれている。

建築主は、建物に対する基本的スタンスを持ったほうが良い。
拠り所を持てば、物を決めるときに“ブレ”が少ない。