二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

自分でできるスポーツ飲料の作り方 ~脱水を防ぐ~

2017年07月29日 | スポーツ障害

 私も大好きな暑い夏がやってきました

 (個人的には、星稜野球部が石川県大会の準決勝で負けたので秋風が吹いていますが・・・

 素敵な夏を楽しく、元気に過ごすためには、やはり体調管理が大切です。

 その中でも、最近の異常な暑さにともない、いろんなところで言われている「熱中症」に気をつけることです。この症状、身体の状態は生死にかかわる場合もありますので、予防しておくことが大切です

 身体の中では、体温を一定に保とうという働きが常に働いています。これは体温だけに限らず、様々な身体機能において働く機能です。この機能が働いているので人は人として一日、一年、一生を歩んでいけるわけです。

 熱中症を簡単に一言でまとめると「体温調節ができなくなった状態」ということです。

 夏の暑い時期の体温調節には、末梢血管の血流を促すことと、発汗させることで熱を体外へ逃がすことが重要となります。

 そして、失った水分を常に補給すること(脱水の防止)です。

 その機能を上手に働かせるためには水分摂取を小まめに行うことが大切であり、その水分摂取にはスポーツドリンクミネラルが多く含んだ麦茶、あるいは塩分入りの水(ペットボトル500ml+キャップ1杯の塩分=生理的食塩水)の摂取が適しています。

 これはスポーツ選手だけではなく、高齢者から小児まで、夏を過ごす全ての人に共通することです

 特に暑い夏、湿気の多い初夏には身体にとって大切なことです

 さて、ここで「水分摂取は分かったけど、あまり市販のスポーツドリンクは好きではないな~」という方に、先日、教えていただいた「自分でできるスポーツ飲料の作り方」をご紹介いたします

 

       

【材料と分量】

 トマトジュース(無塩)  500ml
 水(湯冷まし)       500ml
 塩              小さじ2分の1杯
 さとう            小さじ4杯
 レモン汁          小さじ2杯

【作り方】

 ①湯冷まし、またはきれいな水を用意する。

 ②レモンを切ってレモン汁を絞る

 ③容器に分量のトマトジュースと①・②、分量の塩、さとうを加え、よく混ぜる

 ④ ③を冷やして出来上がり

       

 簡単でしょ その他にも違う材料で作れます

       

 A.梅干し(小1個)+さとう(小さじ2杯)+お茶500ml

 B.レモン汁(大さじ1杯~1と2分の1杯)+塩(ひとつまみ)+さとう(大さじ1杯)
   +水(湯冷まし 500ml)

 C.リンゴジュース(500ml)+水(湯冷まし 500ml)+塩(小さじ2分の1杯)

        

〈於;オレンジカフェこばし(認知症予防カフェ) 小川医院(金沢市) 管理栄養士 手塚波子 先生〉

 なお、腎機能が良くない方は、塩分の取り過ぎには注意してください。

 砂糖や塩にこだわりを持って料理や摂取されている方は、それらを使用していただければいいかと思います。

 汗をかいた後、風呂上がりの一杯 

 これは私も好きな方なのですが、アルコールの摂取は水分補給としては適しておりません。皆さんも経験があると思いますが、オチャケを飲むとオシッコが近くなりますよね

 アルコールには利尿作用があるので、脱水を促します。ですから水分補給には不適です。甲子園などで、可愛い売り子さんからビールを買ってしまいますが、熱中症予防には、できれば、アルコール以外の飲料も用意する必要がありますね

 あとは生活習慣を整えて、最初にお話しした身体の中の状態を一定に保つ働きを機能させていれば、熱中症予防できます

 

 「俺のスポーツ飲料」、ご興味のある方は作ってみてください。

 では、健康に、楽しい夏を過ごしてください

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

    二葉鍼灸療院 田中良和


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