1月6日(日)、私が修行していました東洋医学研究所 所長 黒野保三先生のところで新春の集いが、名古屋市千種区覚王山にあるルブラ王山で(午前11時~午後1時)開かれましたので行ってきました。
二葉清友会とは、東洋哲学や日本の精神文化を学び、ただ書物を勉強するのではなく、それを社会や人生、鍼灸の道に照らし、実践するための勉強会です。この会は鍼灸の臨床研究の場である東洋医学研究所や各臨床鍼灸医学研究会と双璧をなす大切な会なのです。
会場であるルブラ王山の入り口で、御来場の皆様の案内をするグループの先生方です
やっぱり名古屋はイイ天気 コートもいらんのではってくらいお日様が…
開会に先立ち、会長の黒野先生から新年のご挨拶
名古屋は第二の故郷みたいなものです。そして、地元で鍼灸臨床あるいは業界活動をしている空気とは違った新鮮なお話が聞けるのも、この新春の集いに顔を出したい一つの理由でもあります。やっぱり師匠の顔が見たいというのもあるわけです。私の鍼灸診療の親であるわけですからね
黒野先生は、御年82歳。今でも現役で頑張っておられます。そして、鍼灸医学、鍼灸医療へかける情熱や信念はいささかも衰えていません。逆に「小さいことはもう結構、大きなところから鍼灸の真実の探求をしていこう」というスタンスで、世界を見つめて鍼灸の普及に努めておられます。
”小さなこと”っていうのは分かる人には分かる…ということにしておきましょうかね。
いや~いつ行っても衝撃的なお話が聞けて、すごく刺激になります
そして、感動します。何が感動するかというと、やっぱり鍼灸にかける情熱、そして、情報収集の速さと広さです。
そんな話を聞き、また、兄弟子、弟弟子の活躍を見て、ビリビリ刺激を受けて正月から自分のモチベーションをハイテンションにするわけなんですね。本当に感謝です
宴もたけなわで~す
歌う師匠
本日、ご来賓のお二人
向かって右が元 明治国際医療大学 教授 北出 利勝先生
左は、鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部 教授 佐々木 和郎先生
黒野先生は、鍼灸研究や鍼灸医学の第一線でご活躍されていますので、交友関係もすごいものがあります。鍼灸師だけではなく、経済界、宗教界、医学界と幅が広いのでございます。これもすべて信念のなせる業ですね
いい刺激を名古屋で受けたのか、1月は臨床、その他の仕事 がたいへん忙しく、昨年の3ヶ月分動いている感じです。
帰りに同じ黒野門下で新潟県村上市で研究に、臨床に、頑張ってみえるK先生とともに、名古屋駅のミッドランドスクエアにある『土屋鞄製造所』に足を運びました。K先生がここの製品が好きでよく行くのですが、ここの皮製品はお高いですけど、すごく味があるし飽きが来ない、いい製品だなと思いますね。
いいものを見ると自分の感性なんかも磨かれるんです。
こんどお金貯めて、鞄を購入しよう と心ひそかに思ってます。
そんなことで、金沢へたくさんのお土産を持って岐路についたとさ
※トップの写真は昨年行った、奈良公園の鹿ちゃんです。まったく文章とは関係ありません
本当に頭が下がります。
コメントありがとうございます。
「小さなこと」には、いろんな意味が込められています。師匠の今までの鍼灸史の中で得られた教訓だったり、この業界の現状…
しかし、鍼灸医学、医療が患者さんから、地域から求められていることも、小さな範囲ですが存在しているのも事実。
さて、鍼灸師が、鍼灸医療が今後、生きていく、活かされていくためには…そんな師匠の思想を愚弟ですが、弟子が受け継いでいかんなならんな~と思ってます。
「小さなこと」、実はある人たちには大きいことになってしまってるんですね。大きな視点に立てた鍼灸師がこれから日が当たってくるんだと思いますね。
でも、この仕事は「小さなこと」からコツコツと積み重ねることは大事ですけど!