二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

「健康・長寿は自己管理の時代」 平成24年1月 東洋医学研究所コラム

2012年01月14日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

 『健康・長寿は自己管理の時代』 

      東洋医学研究所 所長  黒野保三 先生

      『健康・長寿は自己管理の時代』 研究所コラムはこちらをクリック!



毎年、年初めの1月は私の師匠である東洋医学研究所 所長 黒野保三先生がコラムを書かれます。

コラムでは、日本の医療政策の流れ、世界情勢から、現在にもまして医療制度、とくに患者さまが医療を受ける環境は大きく変化し、そして厳しいものになっていくだろうことの概要が書かれています(読み取れます)。

医療制度が大きく変化しても、また自身に厳しいものになったとしても、そこにあるのは自分の心と身体です。それを管理するのは自分自身であり、健康で長寿に暮らすためには自己管理こそが重要であるということです。鍼灸治療はその手助けを行うものです。

病気や身体に現れる、あるいは、心に現れるすべての変調を治すのは自分自身であり、自分の中にこそ医師がいるのです。

原始的な医学から迷信や呪術を切り離し、医学を経験科学へと発展させ、「医学の父」「医聖」と言われている ヒポクラテス も…

  「人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている」

  「病気は、人間が自らの力をもって自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである」


と言葉を残しています。

健康・長寿は自身の食事、運動、睡眠など生活習慣がまず大切です。
次に、生活習慣ではどうにもならない変調や不調、その身体状態から健康へ導くことができる方法が身体の自然治癒力を引き出す方法です。その一つが鍼灸治療です。自己治癒力に働きかけます。

なんせ、病気にならない身体づくりこそ真の医学、医療です。そのような心と身体を形成すれば、世の中が、世の中の制度が変化しても、全くノープロブレム(問題なし)ですね。

鍼灸治療を健康管理(健康保持・増進)として定期的に行っている患者さまと話すと、
「疲れにくくなったわ」「風邪をひかなくなったよ」「目覚めがいいわ~」「仕事の時、集中力が持続する」「食事が美味しく感じる」「疲れが早くとれるげんて~(金沢弁)
などなど、生活の質が向上し、病の前段階で予防できているという状態をよく耳にします。鍼灸治療だけでこの効果…なんてことは言いませんが、鍼灸治療は「病の予防」にはもって来いの治療であると言えるでしょう。

そんなことで、東洋医学研究所コラムをご覧になって、日常生活に役立てて頂ければ有難く思います。そして、何か健康に関して困ったことがあれば、是非一度、ご相談ご来院くださいませ~


二葉鍼灸療院 田中良和
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